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黒霧島の焼酎粕で発電!霧島酒造が「サツマイモ発電」参入

霧島酒造のリサイクルプラント(同社ホームページより)

   芋焼酎「黒霧島」で知られる霧島酒造(宮崎県都城市)が今月から、焼酎をつくる過程で出る芋くずや焼酎粕を発酵させ、バイオガスで発電する「サツマイモ発電」事業に本格参入する。


   同社は2006年から焼酎粕をバイオガス化する事業を始め、現在では国内最大級のプラントで一日最大800トンもの焼酎粕をリサイクルして、焼酎の製造工程で使う蒸気ボイラーの熱源などに利用している。


   しかし、発生させた大量のバイオガスのうち、同社の工場で使っているのは44%だけ。余剰ガスを有効活用するため、今回「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を利用し、九州電力に売電することを決めたという。


   年間の発電量は一般家庭約1000世帯分に相当する400万キロワット時、売電収入は1億5000万円を見込む。サツマイモによる発電事業は国内初で、2027年ごろに採算が取れる見通しだ。


   同社は、飼料化やバイオガス発電によって焼酎粕の”廃棄ゼロ”をほぼ達成しており、「本業の焼酎製造と並行し、今後も環境活動を進化させたい」としている。

 

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