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デング熱133人 発症後に別の蚊に刺されたおそれのある患者も

9月中旬になって過ごしやすい気温になったが、まだまだ虫刺されにはご用心だ。デングウイルスを運ぶヒトスジシマカ(国立感染症研究所提供)

 感染が拡大しているデング熱について、厚生労働省は、静岡県の男性が発症後に別の蚊に刺された可能性が強いとして、あらためて感染が広がらないよう対策を呼びかけている。国内のデング熱患者は合計133人になった。

 

 静岡県によると、この患者は熱海市内の男性で、発症した今月10日と翌11日に、勤務先で蚊に刺されたと話していることから、男性の勤務場所や行動先の駆除を行うとともに、虫除け設置などの対策を取る方針。

 

 また、男性が感染した場所については、東京都内には行ったものの、はっきりした場所はわからないと話しており、厚労省では男性から血清を採取してウイルスの遺伝子解析を急いでいる。

 

 厚労省によると、18日までに国内でデング熱の感染が確認されたのは133人。9月中旬を過ぎて、日中の気温が30℃以下の地域が増えて、蚊が以前ほど活発ではなくなっても、日や場所によって蚊の行動範囲は変化するので、しばらくの間は虫刺され対策に十分な注意が必要だ。

 

 

ヒトスジシマカが熱源に近づいたときの反応

ヒトスジシマカが熱源へ近づいた時の反応を示すグラフ。人間の体温に近い39℃の温度だと、100%の蚊が刺す行動を取ることを意味する。(千葉大学鈴木健二氏「ヒトスジシマカの行動に対する温度効果-特に刺す行動に関連して-」より転載)

9月18日全国の日中最高気温

9月18日全国の日中最高気温。デング熱の感染が最初に確認された8月に比べて、だいぶ涼しくなったものの、まだまだ蚊の行動には最適だ。(気象庁HPより転載)

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