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付けまつ毛はもう不要?まつ毛がフサフサになる初の治療薬

たかがまつ毛とあなどるなかれ。目力アップさせるために女子は日夜たゆまぬ努力を続けているのです……(frickr@Crezalyn Nerona UratsujiさんのLook to the Futureより転載)

 女性の間で付けまつ毛による眼のトラブルが相次いでいるなか、まつ毛の薄さに悩む人に向けた国内初の治療薬が29日に発売される。

 

 「グラッシュビスタ外用溶剤」は、緑内障の治療薬を服用している人は、まつ毛がフサフサしているという副作用に着目して開発された「まつ毛貧毛症治療薬」。今年3月、厚生労働省から製造販売承認を受けた治療薬だ。

 

 「まつ毛貧毛症」は、加齢やがんの治療による影響で、まつ毛が細くなったり、本数が減ったりするなどの病気で、約170人を対象とした臨床試験では、投与後4カ月で77%の患者に、まつ毛の「長さ」「太さ」「濃さ」の面で効果が見られたという。

 

 発売元のアラガン・ジャパンとシオノギ製薬によると、1日1回就寝前に、左右の上まつ毛の生え際に塗る。保険適用外医薬品なので、薬価は各医療機関で異なるが、70日分(140本)で1万円から数万円で販売される見込み。

 

 一方、ここ数年間、女性の間で「付けまつ毛(まつ毛エクステ)」が流行しているが、国民生活センターによると、接着剤に対するアレルギーや角膜へのキズなど、目のトラブルに関する相談が年間120件(2012年調べ)ほど寄せられている。医療機関では「もともと緑内障の点眼薬なので、目への負担は軽いのではないか」と本製品へ期待が寄せられている。

 

 

 

グラッシュビスタ(R)外用溶剤0.03%5ml

「グラッシュビスタ(R)外用溶剤0.03%5ml」9月29日販売開始。1日1回就寝前に左右の上まつ毛に1本ずつ塗布する。(アラガン・ジャパンとシオノギ製薬共同リリースより転載)

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