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御嶽山 新たな火口は9個の可能性 国土地理院

雲や火山の噴煙を透過できるレーダー画像。5箇所の赤色の部分は火口。4カ所の黄色い部分は、火口と思われるが、火口ではなく窪地の可能性がある箇所(国土地理院撮影の上空写真より)

 噴火が続く御嶽山の山頂には、新たな火口が少なくとも9カ所あることが、国土地理院が30日に上空から行ったレーダー解析により明らかになった。

 

 27日の噴火以来、御嶽山には少なくとも3つの火口があると見られていた。しかし国土地理院が29日から30日にかけて、山頂付近の上空から航空機によって、雲や噴煙の下の地形も透過できるレーダーで観測したところ、(山小屋などがある剣ヶ峰山頂の西側から南側にかけて)、新たに2カ所の火口を確認。

 

 さらに周辺に4カ所の穴のような地形があることもわかった。国土地理院では「火口と思われるが、大きな噴石が衝突してできた窪地の可能性もある」と説明している。

 

  御嶽山山頂では、1日も引き続き、自衛隊や警察、消防など1500人体制で安否不明者の捜索活動を行った。山頂付近で新たな犠牲者が見つかり、死亡した人はこれまでに25人、心肺停止状態は23人にのぼる。明日以降も捜索隊は、これまで十分な活動ができていない場所でも巻き込まれた人がいないか調べている。

 

 気象庁によると、火山性地震は揺幅が小さいながらも継続していて、30日は計56回で、1日は午後2時までで計18回を記録している。

 

 

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