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カドミウムで腎臓障害362人 イタイイタイ病の神通川流域で

 富山県は1日、「イタイイタイ病」が発生した神通川流域の住民を対象にした健康調査の結果、カドミウムによる腎臓障害が疑われる人が362人に上ることがわかったと発表した。


 健康調査は、環境省と富山県が1979年から毎年、65、70、75歳と対象年齢を限定して実施していた調査を、今年は5月に、流域に1975年以前に20年以上の居住歴があり、現在も居住する人を対象に行った。


 今回は対象者7461人のうち、2493人が受診した。そのうち、カドミウムによる腎臓障害が認められる指標となるタンパク質「β2ミクログロブリン」の尿中濃度が基準値を超えた人が、受診者の15%にあたる362人となった。


 β2ミクログロブリンの尿中濃度が基準値を超えた人は、イタイイタイ病には認定されないが、カドミウムによる健康障害が認められるとしてイタイイタイ病の原因企業である三井金属が一時金60万円を支払う対象になる。

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