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もんじゅ改革 半年延長…計画間に合わず 文科相「大変遺憾」

福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」(JAEAより)

 福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」について、日本原子力研究開発機構(JAEA)は、昨年(2013年)10月から1年間の予定で進めてきた組織改革の報告書を文部科学省に提出した。報告書では、保守管理の計画や体制に問題が残るとして、改革期間を来年3月まで半年間延長するとしている。

 

 「もんじゅ」をめぐっては、1995年に起きたナトリウム漏れによる火災事故など度重なる事故で運転を停止。その後も、2012年秋に約9700カ所の機器の点検漏れが発覚し、「ずさんな管理体制」や「組織間の意思疎通の不備」などが問題視されていた。

 

 昨年5月には原子力規制委員会から運転再開の準備を禁ずる命令が下され、今年10月まで1年間の猶予で保守管理計画などを含めた抜本的な見直しを行う予定だった。

 

 JAEAの松浦祥次郎理事長は2日、下村博文文科相のもとを訪れ、改革期間を半年間延長することなどを盛り込んだ改革報告書を提出。これに対し、下村大臣は「安全性に対する姿勢がまだ不十分。運転できるかどうかのラストチャンスと受け止め、全力で取り組んでほしい」と述べた。

 

 

 

改革報告書を手渡す

下村博文文科相に改革報告書を提出するJAEAの松浦祥次郎理事長(下村博文大臣Facebookより)

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