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北極海に住めない!セイウチ3万5000頭がアラスカに上陸

NOAAが撮影したアラスカのセイウチの群れ。温暖化の影響で北極海の氷が溶けて、生息場所がなくなったためだ。(写真提供:NOAA/撮影:Corey Accardo)

 米海洋大気庁(NOAA)は、アラスカ州の海岸に3万5000頭に及ぶセイウチの群れが押し寄せる様子を撮影した写真を公開した。海洋学者らは地球温暖化で北極海の氷が溶けて、海上で生活できなくなったためとみている。

 

 NOAAによると先月末から、アラスカ州北西部のチュクチ海に面した海岸に、大量のセイウチの群れが密集する様子が報告されている。最初に観測した9月12日には1500頭程度だったが、その後、急速に数が増え始め、10日後には8000頭近くに及んだ。

 

 アメリカ国立海洋哺乳類研究所によると、この現象は2007年以降、毎年のように確認されるようになったというが、今回が過去最大規模だという。

 

 海洋学者らは「地球温暖化によって北極海の氷が溶けて、海上で生息する場所がなくなったため、休息する場所を求めて海岸に上陸したのではないか」とみて、生態系への影響を懸念している。

NOAAが撮影したアラスカのセイウチの群れ

9月の2週間あまりで、1500頭から3万5000頭まで急激に増えた。(写真提供:NOAA/撮影:Corey Accardo)

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