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エボラ熱 富士フイルム「アビガン」服用の女性患者が退院

   フランスの公共ラジオは4日、エボラ出血熱に感染し、富士フイルム傘下の企業が開発したインフルエンザ治療薬などを服用していた女性看護師が回復し、退院したと伝えた。


   この薬は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発した「アビガン」(一般名・ファビピラビル)。エボラ出血熱の治療薬としては承認されていないが、治療に使える可能性があり、フランス政府の要請を受けて提供していた。


   患者は国境なき医師団のボランティアとしてリベリアで活動中に感染したフランス人女性で、先月19日から「アビガン」を含む計3種類の未承認薬の服用を続けていたという。


   世界保健機関(WHO)によると、3日までに確認されたエボラ出血熱による死者は3439人。前回集計した1日時点から100人以上増加し、感染拡大に歯止めがかからない。


   未承認薬について、WHOは安全性が認められたものを医療従事者に投与する方針を示しており、フランスの医療チームも11月をめどにギニアで「アビガン」の投与を実験的に開始するという。

 

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