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肥満による乳がんリスクは最大2.25倍 国立がん研センター

BMIが30以上になると乳がんのリスクが基準値の2.25倍(グラフは国立がん研究センターHPから引用)

 国立がん研究センターは7日、肥満と乳がんの関連を調べた結果、肥満度を示す「BMI値」が大きくなるほど乳がんリスクは高まり、閉経後の女性では最大2.25倍にもなるとの研究結果を発表した。


 この研究は、がん予防・検診研究センターの笹月静・予防研究部長らの研究グループによるもの。日本の乳がん患者1783人について、診断時の状況に応じて「閉経前乳がん」と「閉経後乳がん」に分類し、BMIによる乳がんリスクを比べた。


 研究によると、BMIが大きくなると乳がんリスクが高くなり、閉経前については、BMIが最も大きな群(BMI30以上)でのリスクは基準値の群(同23〜25)の2.25倍という結果となった。一方で、BMIが低いほど閉経後ではリスクも低く、閉経前では基準グループと同程度のリスクだということもわかった。


 この研究結果では、痩せ型の女性は乳がんのリスクが低いことが示されたが、同研究センターでは「総合的な健康にも配慮し、中高年女性のBMIの目標値は21以上25未満を推奨」としている。


 なお、この調査は、調査開始時点でがんの既往歴がない計18万3940人対象とし、約12年の追跡期間中に乳がんになった1783人を、閉経前(301人)と閉経後(1482人)に分類して調査・分析した。

経前(301人)と閉経後(1482人)に分類して調査・分析した。

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