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米初のエボラ患者死亡 5空港でスクリーニング検査強化

電子顕微鏡で見たエボラウイルス(提供:米国立アレルギー・感染症研究所〈NIAID〉)

 先月西アフリカから米国に入国し、エボラ出血熱を発症したリベリア人の男性が8日、入院先のテキサス州の病院で死亡したと地元の保健当局が発表した。これを受けて、米国政府は西アフリカ3カ国からの渡航者に対するスクリーニング検査を5つの空港で強化する方針を決めた。

 

 亡くなったのはダラスの病院で治療を受けていたトーマス・ダンカンさん。ダンカンさんは9月20日に米国に入国した後に発症して28日に隔離入院。10日間治療を受けていたが、8日の朝に死亡した。

 

 地元メディアによると、ダンカンさんは入院する2日前に病院で診察を受けていたにも関わらず、感染の可能性を疑わずに帰宅させていたとして疑問視する声も広がっている。

 

 一方、米国政府はエボラ出血熱の感染が広がるリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国からの渡航者に対するスクリーニング検査を、5つの空港で強化する方針について明らかにした。

 

 具体的には3カ国から米国に入国する渡航者のうち、94パーセントが利用するニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港とニューアーク・リバティー国際空港、首都ワシントンのダレス国際空港、シカゴのオヘア国際空港と、アトランタの空港の5つで、渡航者の体温の測定など追加検査を行うという。

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