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活火山を監視せよ! 東北大が無人探査ロボットの試験飛行に成功

活火山が噴火したとき、遠隔操作で土壌の性質や水分量などを調べて土石流の予測を行う飛行探査ロボット(提供:東北大学)

 東北大学や国土交通省は、長野と群馬の県境に位置する浅間山が噴火した場合に備えて土石流予測を行う探査ロボットの試験飛行に成功したと発表した。

 

 浅間山は1783年の噴火で土石なだれを起こした記録がある活火山で、現在も火口から半径500メートルの区域は立ち入りが禁止されている。

 

 日常的な監視は火口内や周辺に設置したカメラが行っているものの、万が一噴火活動が始まると降雨に伴って土石流が発生するおそれがあるため、立ち入り禁止区域内で移動監視できるシステムの開発が望まれてきた。

 

 そこで東北大学などの開発チームは、農薬散布用の飛行ロボットを改良することで、指定されたGPS経路に沿って目的地の画像を取得し、3次元の地形データに復元する技術を開発。

 

 さらに、飛行ロボットから吊るされたモータ付きの装置によって、目的地に堆積した土砂サンプルを採集し、このサンプルに含まれる水分量や土壌の性質を調べることで土石流の予測につなげたいとしている。

 

 開発チームでは試験飛行の様子を動画投稿サイトYoutubeで公開している。

火山探査ロボット

火山探査ロボットは目的によって複数開発された。これは土砂サンプルを採集するシステム(提供:東北大学)

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