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福島第一原発またトラブル 貯水槽から汚染水漏出

 東京電力は5日、福島第一原発の敷地内にある貯水槽から汚染水が漏出したと発表した。海から約800メートル離れており、直接的な流出はないとしている。

 

 東電によると、汚染水が漏れ出た貯水槽は、敷地内の地盤を掘り下げて作ったもので、縦60メートル、横53メートル、深さ6メートル。満杯に近い約1万3000トンの汚染水を保管していた。

 

 内部には3重の遮水シートが設置されているが、今月3日に一番外側の「ベントナイトシート」と地盤の間にたまっている汚染水から放射性物質を検出。さらに、真ん中のシートの間の水を分析したところ、1立方センチあたり約6000ベクレルを検出した。

 

 遮水シートに不具合が起こり、汚染水が周辺の地盤に漏れ出たとみられる。東電は、隣にある空の貯水槽にポンプを使って汚染水を移し、原因や環境への影響調査を急ぐ。

 

 また、東電は、同日午後2時半ごろに停止した3号機の使用済み燃料プールの冷却装置について、午後5時20分に運転を再開したと発表した。先月の停電の原因となった小動物の侵入を防ぐ金網の設置中に、漏電したことが原因とみられるという。誤操作で4日早朝に停止した汚染水処理設備も同日夜に復旧した。

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