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「震災コンクリートがら」を港湾施設の復旧工事へ 大林組

 東日本大震災の被災地で生じた「震災コンクリートがら」を港湾施設の復旧工事に再利用する。そのために大林組、東北大学、東京工業大学の3者共同で進められていたブロック製作の実証実験が福島県相馬港で行われ、国土交通省の認定を受けたことが、11日に大林組より発表された。

 

 震災によって岩手と宮城で発生したコンクリートがらは推定400万トンと見積もられている。これを港湾施設の復旧工事に有効利用するため、大林組等は震災コンクリートがらと海練りコンクリートを用いたブロック製作の新技術を確立。国土交通省の認定を受けたことで、消波ブロックや根固めブロックなどが港湾の復旧工事に利用できるようになった。

 

 今回の新技術では、海水を使用することにより強度が増しており、品質にばらつきのある震災コンクリートがらでも利用が可能となっている。資源を有効利用できるため、生コンに比べて約35%のコストダウンも見込まれる。

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