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必要なのは、バカ力よりも豆知識と小道具です!

【連載】“防災マン”になれる10の方法

プロローグ...

瓦礫を持ち上げる腕力もなければ、防災の専門用語も知らない。もちろん、自宅に耐震シェルターを増設するお金なんてない! そんなフツーのサラリーマンでも、男たるもの、イザというときは自分と大切な人の身を守れる“防災マン”になりたいもの。

この連載では、最新防災グッズや、世間に伝わる避難テクニックを実際に試していくことで、一般人である我々にとって本当に必要な物や、押さえておきたい豆知識を探っていく。
「その日」が来たとき、危機を乗り越えるのはあなたです。

第7回 スプレー片手に、燃えるキッチンから彼女を救出!

 

超危険! てんぷら油火災に水をかけてはいけません!

彼女が家で天ぷらを作ってくれているときに、大地震が発生!! 身の安全に気を取られている間に、鍋から火災が起きたらどうするか!?
もちろん、鍋に水をぶっかけるのはド素人である。油の熱で一気に水が沸騰して水蒸気爆発を起こし、火柱をあげてしまう。都市伝説を信じて「マヨネーズを投入する」なんて、問題外の選択肢だ。「なにはともあれ、コンロの火を消す」というのも、二流の発想と言わざるを得ない。いつ爆発するかわからない鍋に、やたらに近づくのは危険すぎる。

こんなとき、防災マンならば、腰のホルスターから消火スプレーを抜き出し、火元を目がけて正確に発射する。彼女に悲鳴をあげる隙すら与えず、わずか3~4秒で消化。その姿は、まるで西部劇のガンマンだ。

災害は、突然やってくる。イザというときに「慌てることしかできない」なんて、最悪だ。男たるもの、いつだって“丸腰”でいるわけにはいかないのである。

簡易消火スプレーは一家に一本のマストアイテム

建物火災の出火原因で上位を占めるものは、コンロに起因するものが最も多く、特に天ぷら油を使用中に発生していることが多いという。有事に備えて“ガチな消火器”を用意しておく手もあるが、値段も高ければサイズも大きくて、なんだか使い方も難しそう……。わずか1ヶ月で物置の隅に追いやられるのがオチである。

そこで、スプレー型の簡易消火具の登場だ。さまざまなタイプがあり、防犯グッズコーナーを覗けば概ね1,000円から4,000円で手に入る。
今回ピックアップしたのは、ヤマトプロテックが発売している「ファイヤーバスター」。ストレートなネーミングの通り、天ぷら鍋、カーテン、くずかご、ストーブ、クッションなどの火災初期に有効。片手で扱えるコンパクトサイズはもちろん、驚くべきはその噴射力。試しにほんの少し力を込めただけで勢い良く放射されたもんだから、予定外に床がビッチョリに……。ただし、水系の薬剤を使用しているから後片付けはラクチン。リアルな火災時には、ためらわずに全力噴射することをオススメする。

エアゾール式簡易消火器「ファイヤー・バスター(定価2,000円)」を使って防災訓練! 説明書きによると、火元から1.5~2.5メートル離れて消化するのがポイント。

手品!? 防炎タオルで炎を封じ込める!

消火器が近くにない状況ならば、濡らした大きいタオルを被せて、空気を遮断するという方法もある。しかし、この方法にはいくつか注意が必要。

まず上手く手前から被せることが出来なかったとき、無理にはがそうとするのはNG。鍋をひっくり返して油をこぼし、火傷を負うことがある。さらには発火点に達し、燃焼中の油が広い範囲に飛び散ることによって 火災 を広げてしまう危険も……。防炎加工が施されたタオルをキッチンに用意しておけば安心だが、実際に火災が起きたときに自ら火元に“繊維”を投入するのは勇気がいるものだ。

しからば、幅広い状況に対応できるように、消火スプレーと防炎タオルの二段構えで挑むことをオススメしたい。そして、言うまでもなく、火事が広がってしまったときは絶対にムリをせず、早急に逃げることを忘れずに。

防炎加工が施された「やわらかい防炎タオル 防炎協会モデル FIN-111(定価3,980円)」。直径39cmの中華鍋でもすっぽり覆える安心サイズで、災害時に避難用のマスクや頭巾としても活躍!

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