東京電力は25日、福島第1原発3号機の電源多重化工事のため、使用済み核燃料プールの冷却装置を一時停止すると発表した。
福島第一原発ではネズミが電源設備等に侵入し停電事故になるなどのトラブルが発生しており、電源を多重化することで不測の事態に備える。
今回の工事では9時39分より約33時間プールを停止。この間に水温は5度程度上昇するが、停止時の水温は15.9度と低く保たれており、東電では「運用には問題が無い範囲」としている。
26日にも同様の工事を4号機プールで実施し、約9時間停止させる。こちらの開始時間は現在のところ未定。