防災と災害情報のニュースメディア
  • 気象

宮城県にも大雨特別警報「経験したことのないような大雨」

気象庁は宮城県にも大雨特別警報を発表した(提供:気象庁)

 関東地方の大雨は峠を越したが、東北地方では南北に連なる発達した積乱雲(線状降水帯)の影響で、11日は昼前まで非常に激しい雨が降る見込み。気象庁は宮城県に「大雨特別警報」を出して最大級の警戒をするよう呼びかけている。


 台風18号から変わった低気圧が、東北地方の太平洋側から日本海にかけて帯状に発達しており、日本の東の海上では台風17号が北上している。このため南と東から暖かい湿った空気がながれこみ、引き続き大気の不安定な状態が続いている。


 気象庁によると宮城県では降り始めからの総雨量が500ミリを超えたところがあり、記録的な大雨となっている。


 6日零時の降り始めから、けさ8時まで宮城県各地の総雨量(アメダス速報値)は、丸森町筆甫(ひっぽ)で573.0ミリ、仙台市泉ケ岳で433.0ミリ、大衡(おおひら)村で338.0ミリ。


 宮城県内の雨量は今後さらに増え続け、各地で観測史上1位の降水量を更新するおそれがある。あす12日午前3時までの24時間に予想される雨量は、多いところで150ミリに達する見込み。


 土砂災害の危険度の高い状態が続き、氾濫のおそれがある河川もあるため、気象庁では宮城県全域に「大雨特別警報」を発表し、直ちに地元市町村の避難情報に従うなど適切な行動を取るよう呼びかけている。

線状降水帯

温帯低気圧と台風17号に挟まれて、行き場のなくなった湿った空気が積乱雲を作る線状降水帯。関東で大雨を降らせた雲が北上して東北各地に記録的な豪雨をもたらしている(提供:気象庁)

気象庁が解析した3時間と24時間降水量。各地で観測史上1位の値を更新(提供:気象庁)

気象庁が解析した3時間と24時間降水量。各地で観測史上1位の値を更新(提供:気象庁)

 あなたにオススメの記事

メニュー