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育てたジャガイモを食べて食中毒 岡山の小学校 児童10人

岡山の小学校で、小6児童が育てて収穫したジャガイモを食べて食中毒になった。皮が緑色のジャガイモに含まれている毒性のソラニンやチャコニンが原因だと見られている(提供:農林水産省)

 岡山県新見市の小学校で、授業で育てたジャガイモを、調理実習で食べた6年生の児童11人のうち、10人が吐き気や嘔吐の症状を訴えたと県が11日に発表した。

 
 岡山県生活衛生課によると、新見市上市小学校で10日、6年生11人が理科の授業で育てたジャガイモを収穫して、蒸して皮付きのまま食べたところ、約30分後に10人が吐き気や嘔吐の症状を訴えた。


 残ったジャガイモを検査したところ、芽や皮に含まれる毒性の「ソラニン」や「チャコニン」が多く検出された。県によると、芽は教師があらかじめ除いていたが、皮は剥かずに炊飯器で蒸して調理していたという。


 ジャガイモの芽や光にあたって緑色になった部分には、天然の毒成分が含まれていて、これを多く含むジャガイモを食べると、食中毒症状が出るおそれがある。


 農林水産省によると、ソラニンやチャコニンは茹でても分解されず、170℃以上の油で揚げると量が減る場合はあるが、アクリルアミドという発がん性が疑われる有毒物質を生成する。このため、ジャガイモの芽は完全に取り除き、緑色になっているものについては、皮を厚く剥いて調理するよう注意を呼びかけている。

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