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風疹患者1万人突破 史上最大規模の大流行

風疹ウイルスの電子顕微鏡写真(提供元: 国立感染症研究所)

 国立感染症研究所の集計によると、今年に入ってからの累積の風疹患者数が1万人を突破したことが明らかになった。

 

 この集計によると今年に入ってから6月12日までの累計患者数は1万102人となり、空前の大流行となった2004年(推計発症数約2万人)に匹敵する大流行になっている。

 

 最新の1週間で見ると、新しい発症数は517人で、前週(5月27日〜6月2日)の682人より若干減っているものの、相変わらず流行のペースはかげりを見せていない。

 

 地域別の週当り増加数では、大阪府の129例、東京都の82例、神奈川県の59例がワースト3で、前週より若干増加数のペースは落ちているものの、「風しん流行緊急事態宣言」を発令している大阪が「不動のワースト1」である状況は変わらない。

 

風疹については、免疫のない女性が妊娠初期に感染することで胎児も風疹ウイルスに感染し、先天性の心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こす先天性風疹症候群(CRS)の危険性があることから、国立感染症研究所などでは、近い将来 妊娠する可能性のある女性に風疹ワクチンの接種による予防を呼びかけている。

 

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