取り壊される小学館ビル(東京都千代田区一ツ橋2-3-1)に浦沢直樹さんら有志の漫画家たちが書いた豪華な「ラクガキ」が話題を呼び、24〜25日に一般公開されることになった。
この「ラクガキ」は小学館ビルの取り壊しに伴い、浦沢直樹さんや島本和彦さん、ゆうきまさみさんら小学館にゆかりのある漫画家がボランティアで集結。ロビーの壁や窓、柱などにそれぞれの作品に登場するキャラクターや、009、おばけのQ太郎といった小学館の有名作品のキャラクターを描いた。
豪華な顔ぶれの落書きは、ツイッターなどで話題になり、小学館には問い合わせが殺到。ビル前は落書きを見に大勢の人が集まる事態となり、小学館は一般公開を決めたという。
「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」実行委によると、落書きのあるロビー内は普段は関係者しか入れず、現在は照明のついている午前8時半から午後8時までの間に外からのぞく形でしか見られないが、24〜25日はロビー内も開放する。
一般公開の詳細は20日、小学館のホームページと「週刊ビッグコミックスピリッツ」公式ツイッターで発表予定。公開に先立ち、22日午後8時からロビーの外側をシートで覆って準備を始めるため、それ以降は外から見ることはできなくなるという。