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キラウエア火山の溶岩流「ついに停止?」地震活動低下「終息宣言はまだ」(動画)

溶岩噴泉からの噴き上げが止まり、火口内には溶岩湖ができている(USGS)

 5月の爆発以来、活発な火山活動を続けてきたハワイのキラウエア火山では6日、溶岩の流出がストップし、ハレマウマウ火口でも噴火が発生しなかった。米地質調査所(USGS)は「火山活動が一時的に減少したり、衰退するのは一般的なことだ」として、終息宣言には慎重な姿勢を見せている。

 

 USGSハワイ火山観測所は、日本時間7日午前7時(ハワイ時間6日午後12時)49分、「上空から観測したところ、溶岩噴泉からの溶岩流が止まったのを確認した」と発表した。公開された画像を見ると、噴出孔内では赤く輝くマグマの溶岩湖が見えるが、海へ向かう溶岩流は前進を止めているという。

 

 

 また、ハレマウマウ火口から10キロ東に離れたプウ・オオ火口では過去数週間にわたって、1日あたり1000トン以上の有毒な火山ガス(二酸化硫黄)を放出し続けていたのだが、放出量がかなり減少。

 

 ハレマウマウ火口でも4日昼前の爆発を最後に、噴火が起きておらず、地震活動が低下しているという。USGSによると、地震波の動きは、過去3カ月間のパターンと比べると大きく異なるが、沈静状態がいつまで続くかは予測できず、火口壁が崩落すれば、再び噴火活動が活発化する可能性があるとして、現時点では活動の終息を宣言できないとしている。

海

海へ流れ落ちる溶岩流の動きが停止した(USGS)

ハレマウマウ

変貌を遂げたハレマウマウ火口。上が今年4月18日、下が現在(USGS)

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