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生まれたときから歯が生えていた赤ちゃん 12日目で抜歯 英国

生まれたばかりの赤ちゃんに歯が生えていた!英国で7月に生まれたアイーシャ=ローズちゃん(撮影:Jasmin Heasman)

 英国で、生まれた直後から歯が生えている赤ちゃんが見つかった。心配した母親は病院に連れていき、生後12日目にして歯医者に連れて行き、抜歯したという。病院始まって以来、最も若い患者だという。

 

 現地メディアの報道によると、この赤ちゃんは英南西部デヴォン州の港町プリマスに住むシングルマザー、ジャスミン・ヒースマンさんが7月6日に出産した娘のアイーシャ=ローズちゃん。

 

 生まれたときから下の前歯が1本だけある娘について、健康上何か問題があるのではないかと不安にかられたジャスミンさんは、意を決してセブンツリー・クリニックの門を叩いた。

 

 赤ちゃんの歯の生え始めには個人差があるが、一般的に生後3〜9カ月ぐらいで下の前歯から最初の1本目が生えることが多く、6歳から12歳の間に大人の歯である永久歯に生え変わると言われる。

 

 しかし、日本小児遺伝学会によると、生まれた直後にもう生えていたり、生後1カ月以内に生えるケースも2000〜3000人にひとりくらいの確率で発生し、「先天性歯」と呼ばれる。

 

 日本ではかつて「魔歯(まし)」とか「鬼歯」などと呼ばれていたが、乳歯の異常ゆえに、エナメル質が薄いなど白くきれいな歯ではなく、グラグラしている。歯の根ももろいため、自然に抜けてしまうことも多いが、お母さんが授乳する際に乳首を傷つけたり、赤ちゃんの舌が歯にあたってできものができる場合もあるので、ジャスミンさんが歯医者に行ったのは正解だった。

 

 アイーシャ=ローズちゃんを診た歯科医は、麻酔薬を投与するにはあまりにも患者が幼すぎるとして、手術前に麻酔クリームを塗って抜歯を行ったところ、ほとんど音もなく抜け落ちたという。

 

 母親のジャスミンさんは「赤ちゃんが痛がるのを見るのが耐えられず、私は診察室から追い出されましたが、娘はとても勇敢で、まったく泣かなかったそうです」と語る。

 

 英国では昔、生まれたばかりの赤ちゃんに歯が生えていると「将来は有名な兵士になる」と親から期待がされたそうだが、中国やポーランド、インド、アフリカでは「不幸をもたらす怪物」として忌み嫌われた歴史があるという。

抜歯

抜いた歯には根っこもなかった(撮影:Jasmin Heasman)

赤ちゃん

頑張ったアイーシャ=ローズちゃんは、歯科医から「ご褒美」に「今日最初の歯が抜けました」というカードと、トーマスのシールを貰った(撮影:Jasmin Heasman)

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