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あの名曲どおり!月の40倍明るい火の球 米アラバマ州で目撃(動画)

アラバマ州で火の球(NASA Meteor Watch)

 今月半ば、米国南部アラバマ州上空を、ヘッドライト並みにまぶしい火の球が通り過ぎた。米航空宇宙局(NASA)は、満月の40倍明るい流星が隕石となって落下した可能性があるという見解を示し、動画を公開した。

 

 NASAマーシャル宇宙飛行センターで、隕石観測を行っている研究チーム(MEO)によると、火の球が出現したのは現地時間8月17日午前0時19分ごろ、アラバマ州北東部のターキータウンの上空93キロ付近から、約30キロ離れたグローヴ・オークで爆発するようすを6つの観測機器がとらえた。

 

 観測データを解析したMEOのビル・クーク研究員によると、流星の直径は推定2メートル、時速86422キロで大気中を駆け抜け、爆発したときの明るさは、満月の40倍近くだという。

 

 

 流星の大部分は爆発時に蒸発したとみられるが、一部は隕石になって落下した可能性があるものの、幸いにもこれまでにケガなどの報告はない。

 

 

 しかし、アラバマ州では1954年11月30日、後に「シラコーガ隕石」と呼ばれる重さ4キロの隕石が、今回と同じグローヴ・オークの町の民家の屋根を突き破り、ソファで昼寝をしていたアン・エリザベス・ファウラー・ホッジスさんに命中する事件があった場所だ。

 

 世界で初めて隕石が人にぶつかった記録として歴史に名を残した事件だが、おもしろいのは、この事件の20年前には、ジャズのスタンダード・ナンバー「Stars Fell on Alabama(アラバマに星落ちて)」が誕生していること。1933年のしし座流星群をテーマにした歌だが、古くからアラバマ州は星が落ちやすい場所なのだ。

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