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草津白根山「湯釜の水が変色」火山性地震2日で360回超 噴火のおそれ

草津白根山の湯釜で火山活動が高まっている(東工大/気象庁)

 今月28日以降、火山性地震が急増している群馬県の草津白根山では、白根山の湯釜火口内で灰色に近い水の変色が確認された。火山性地震はこの二日で360回を超えており、気象庁は湯釜火口から約1キロ範囲では噴火に伴って噴石が飛散するおそれがあるとして、噴火警戒レベルを2に引き上げ、警戒を呼びかけている。

 

 わずか1週間前に警戒レベルを1に引き下げたばかりの草津白根山では、白根山の湯釜付近で28日午後5時ごろから火山性地震が急増。発生回数は28日に102回、29日は午後3時までに264回と、二日間で360回を超えた。

 

 また、東京工業大学が設置している監視カメラの観測で、29日朝には湯釜火口内の水が灰色から白っぽい色に変わっているのが確認された。地盤の傾斜を測定する傾斜計でも、28日夕方から、わずかな地盤の変化がとらえられているという。

 

 草津白根山は、1月に噴火した本白根山をはじめ、白根山や逢之峰などの火砕丘のほか、湯釜、水釜、涸釜(かれがま)の3つの火口湖がある成層火山だ。気象庁は、白根山では火山活動が高まっている可能性が高く、湯釜火口から半径1キロ範囲で噴火が発生する可能性があるとして、監視体制を強化している。

 

■国内火山の最新情報については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

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