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インドネシア・スラウェシ島巨大地震 死者832人に増加 液状化拡大(動画)

遺体安置所のスペースが十分にない警察署では、屋外の軒下で遺族が犠牲者を確認している(Sutopo Purwo Nugroho@Sutopo_PN)

 インドネシアのスラウェシ島で発生した巨大地震による死者の数は、832人に増えた。津波や倒壊で家を失った1万6372人の住民が24カ所の避難所で余震に震える日々を過ごしている。

 

 この地震は、日本時間28日午後7時2分ごろ、スラウェシ島北西部スラウェシ州ドンガラ県パルの北78キロのミナハサ半島沿岸を震源とするマグニチュード(M)7.4の揺れが観測された。当初、インドネシア気象・地球物理学機関(BMKG)は、地震の規模をM7.7としていたが、その後、M7.4に修正している。

 

 BMKGは地震直後、50センチから3メートルの高さの津波が発生するおそれがあるとして警報を発令したが、30分後に解除。沿岸一帯を津波が襲ったのはその後だ。

 

 

 インドネシア国家災害管理庁(BNPB)によると、これまでに報告された死者の数は832人に達し、負傷者は540人に増えた。亡くなった犠牲者のうち、821人は揺れが最も激しかったパル市内で見つかった。

 

 死亡原因は、倒壊した建物の下敷きになったり、津波から逃げ遅れたのがほとんどで、身元の判別が難しく、警察が指紋や歯型などを元に特定を急いでいる。

 

 

 BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官は30日の会見で、「被害が最もひどい場所は、地盤の液状化が広がっていて、軍の捜索救助部隊が容易に近づけない状態だ」と説明し、今後も犠牲者が増える見通しを示した。

倒壊

倒壊した建物から犠牲者を運び出す救助隊(Sutopo Purwo Nugroho@Sutopo_PN)

インドネシア

屋外で医療チームを待つ負傷者ら(Sutopo Purwo Nugroho@Sutopo_PN)

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