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台風24号 温帯低気圧に変わったあとも暴風に警戒のワケ 北海道

台風24号は温帯低気圧にかわった(気象庁)

 日本列島を一気に駆け抜けた台風24号は1日昼ごろ、北海道の東の海上で温帯低気圧に変わった。温帯低気圧に変わると、強風域が広い範囲に拡大するので、太平洋側では大しけが続く見込みだ。

 

 熱帯や亜熱帯の海上で発達する台風は、水蒸気が凝結して雲になるときに出す熱を原動力しているが、温帯低気圧は、北側の寒気と南側の暖気との境に位置する中緯度で発達することから、南北の温度差がある海域で生まれるのが特徴になる。

 

 北に進んだ台風は、周辺の空気との間に温度差が生まれるため、台風内の温かい空気が冷たい空気と混ざり始めると同時に、前線ができ始める。台風では風が強い領域は中心付近に集中するのに対し、温帯低気圧では広い範囲に強風が吹くのも特徴だ。

 

 気象庁によると、北海道では中心から離れた日本海側南部や太平洋側西部でも、気圧の傾きが大きくなっており、大気の状態が非常に不安定となっている。

 

 今夜からあす朝にかけては、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急に強い雨が降るおそれがあることから、温帯低気圧に変わったあとも暴風への警戒は必要だ。

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