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北海道 旅して復興を助ける「宿泊費 最大7割補助」10月1日から

1年を通じて魅力がある北海道だが、味覚の秋は美味しいものでいっぱいだ!(小樽運河の夜)

 最大震度7を観測した北海道胆振東部地震の発生からまもなく1カ月を迎えるなか、政府観光庁と北海道振興機構は、きょう(1日)から、道内全域の旅行・宿泊料金を最大7割引きにする「ふっこう割」を活用したキャンペーンを始める。海外から訪れる外国人旅行者に対するサポート体制を強化させ、深刻なダメージを受けた道内観光産業の復活を目指す。

 

 北海道の胆振地方で先月6日に発生した巨大地震では、道内全域で供給電力が不足して停電。信号が止まり、公共交通手段も終日運休するなど、あらゆる都市機能がマヒする混乱のなかで、日本語がわからない外国人観光客に情報を提供するサポート体制の脆弱さが浮き彫りになった。 

 

 こうしたなか、政府は先月28日、宿泊客のキャンセルが相次いで、深刻な影響を受けた観光業の再建をはかるため、国内外から北海道を訪れる旅行客の宿泊料金を補助する「ふっこう割」を導入すると発表した。

 

 具体的には、1泊あたり50〜70%、2万円を上限に、旅行代金や宿泊費を割り引けるよう旅行会社などへ補助する。対象は日本人の場合は計3泊、外国人は計5泊まで。

 

 航空会社や鉄道会社とも連携して割引運賃を設定するなど、秋の行楽シーズンに向けて官民あげて誘致に取り組んでいく考えで、JR北海道では10月29日から11月4日まで、新函館北斗駅を発着する北海道新幹線の運賃と特急料金を半分に値下げする「お先にトクだ値スペシャル」を発表。東京―新函館北斗間(通常2万2690円)が最安で1万1340円になる。(事前受付の必要あり)

 

 一方、今回の地震では、日本人以上に情報不足で苦慮する外国人旅行者も多かった。観光庁は非常時における外国人旅行者の安全・安心を確保するため、▽365日24時間、多言語対応が可能なコールセンターの設立と、▽外国人観光客向けの情報アプリの充実のほか、さまざまな機会を通じて復旧状況を情報発信するキャンペーンを展開していく。

ふっこう割

きょうから「北海道ふっこう割」が始まる(政府観光庁)

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