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直径20m 深さ30mの巨大な陥没穴 トルコ中部に出現 キツネが落下(動画)

畑の真ん中にある日突然出現した巨大な穴(Dr. Ramazan Demirtaş@Paleosismolog)

 トルコ中部で先月23日、畑の真ん中に直径20メートル、深さ30メートルの巨大な穴が見つかり、話題を読んでいる。

 

 陥没穴が出現したのは、トルコの内陸部に位置するアナトリア地方のコンヤ近郊の農村地帯。幸いにも負傷者はいなかったが、今月7日にキツネが一匹落ちているのが見つかったことから、地元の住民がエサとして鶏肉を与えており、救出手段を検討しているという。

 

 首都アンカラ国立大学の地質学者ラマザン・デミトラス博士によると、穴の側面の地層には、約500万年前から258万年前の河川や湖の堆積物が見られ、底には地下水が溜まっている。

 

 トルコ国内では最近、各地で巨大な穴の陥没が相次いでおり、コンヤの地質工学の専門家フェトゥラ・アリク教授は、コンヤの東に位置するカラプナルでは2017年の時点で300近い陥没口を確認したと明らかにしている。そのうち最大のものは直径1キロと巨大で、深さも100メートルに及ぶ。

 

 

 原因は、とうもろこし畑や豆畑などに使う農業用水。大規模農業に地下水を利用することから、深刻な地盤沈下が進行。従来は農村地帯に多く見られる現象だったが、2000年以降、都心部でも被害が報告されているという。

地層

約500万年前から258万年前の川や湖の堆積物でできた地層だという。底には地下水が溜まっており、水面に枯れ草が大量に浮いている(Dr. Ramazan Demirtaş@Paleosismolog)

キツネ

今月7日、穴の底にキツネが1匹落ちているのが見つかった。地元の人が鶏肉を与えている(Hurriyet)

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