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エルニーニョ現象「今秋に発生か」可能性は70% 気象庁

エルニーニョ現象は、赤道から南米ペルーにかけての太平洋海域で、海面水温が平年の基準値より高くなる気象現象だ(気象庁)

 

 気象庁は11日、「この秋の間にエルニーニョ現象が発生する可能性は70%」との見通しを発表した。発生した場合、日本では暖冬傾向になり、世界中に異常気象をもたらすおそれがある。

 

 気象庁によると、現在はエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常状態が続いているという。

 

 しかし、太平洋の赤道周辺西部では海面水温が高い暖水が観測されており、9月半ば以降、東から吹いてくる貿易風(東風)が弱まりつつあるため、暖水が東に向かうことでペルー沖の海面水温が上昇し、秋の間にエルニーニョ現象が発生する可能性が高い。

 

 エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、数年おきに発生しており、最近では2014年夏から2016年春にかけてエルニーニョ現象が、昨年秋から今年の春にかけてはラニーニャ現象が発生した。

 

 とくに前回のエルニーニョ現象のときは、海面水温が平年基準値より3℃高い状態が長く続き、観測史上3番目に発達した「スーパー・エルニーニョ」と呼ばれた。この期間は東南アジア諸国で集中豪雨などの水害が相次いだうえ、パプアニューギニアやバヌアツなどの南太平洋諸国では、深刻な水不足となり、深刻な干ばつをまねいた。

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この秋の間にエルニーニョ現象が発生する可能性は70%(気象庁)

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