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オレンジの大気光 豪州の夜空に出現 宇宙飛行士がとらえた!夜の虹も…

大気がオレンジ色に発光する大気光現象(NASA)

 先月7日の夜、オーストラリア上空の大気がオレンジ色に発光する珍しい現象が発生し、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士が撮影に成功した。

 

 米航空宇宙局(NASA)によると、この画像はオーストラリア上空400キロを周回中のISSからとらえられた「大気光現象」だ。

 

 英語で「airglow」と呼ばれるこの現象は、通常は夜の間に観測されるので「nightglow」とも呼ばれる。

 

 オーロラの研究などで知られ、長さの単位オングストローム(Å)の由来ともなったスウェーデンの天文学者アンデルス・オングストロームが、今から150年前の1868年に大気光現象を発見。日中の太陽光によって、原子・イオン・分子から電子が放出されるという「光イオン化反応」や、宇宙を飛び交う放射線などが原因で起こる発光現象だ。

虹色の大気光も…


 大気光現象によって、どんなに星明かりがない夜でも、空は完全な暗黒にはならず、望遠鏡による天体観測の妨げとなる。通常は青みがかった色の光をしているが、この日は宇宙飛行士が驚くくらいマーマレード色の光に覆われて見えたという。

 

 では、地上にいる我々にはどう見えるのだろう?北大西洋に浮かぶポルトガル領アゾレス諸島では2016年3月、天体写真家のミゲル・クラロ(Miguel Claro)さんが標高2351メートルのピコ山の山頂から奇跡の撮影に成功している。なんと虹色に輝く夜の大気光だ。

天体写真家ミゲル・クラロさんが2016年にアゾレス諸島で撮影した虹色の大気光(Miguel Claro / www.miguelclaro.com)

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