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フエゴ山が爆発!頭上を覆う噴煙 登山客が撮った!グアテマラ(動画)

今月4日の噴火のようす(撮影:Édgar Cabrera, COLRED Finca El Faro, El Palmar, Quezaltenango)

 

 今年6月の噴火で多数の犠牲者を出した中米グアテマラのフエゴ山が再び活発化している。6日の爆発では、噴煙の高さは火口上空5000メートルに達した。登山客が近隣の山で噴火に遭遇した!

 

 首都グアテマラシティの南西30キロにそびえる標高3763メートルのフエゴ山。6月5日の大爆発では、火口に堆積していた溶岩ドームの崩壊で発生した火砕流に巻き込まれて439人の犠牲者を出した。今も避難所生活を続ける被災者が多数いるなか、噴火からわずか5カ月の先月半ば、再び噴火が相次ぐようになった。

2km離れた隣の山から

 

 同国防災機関(CONRED)によると、6日には1時間あたり5〜8回の中規模爆発を繰り返し、噴煙は5000メートル上昇。爆発の衝撃で、火口周辺に堆積した火山噴出物が吹き飛ばされ、小規模な火砕流が発生している。

 

 火山灰を含んだ噴煙は、風に乗って西南西方向に20キロ以上運ばれたのが確認されており、CONREDが注意を呼びかけている。

フエゴ山とアカテナンゴ山の位置(USGS)

 フエゴ山では入山が禁止されているが、2キロ北にそびえるアカテナンゴ山は、登山客に人気のトレッキングコースだ。海外からのツアー客も多く、今回動画を紹介するジェイミー・バリー(Jaimie Barry)さんもそのひとり。彼女は先月27日、1泊2日でアカテナンゴ山の登山に挑み、夜には火口から流出する溶岩流を眺め、日の出の時刻には頭上を覆いかぶさるような勢いで広がる噴煙に遭遇したという。

 

 

 しかし2017年1月には、地元の旅行会社が主催した登山ツアーに参加した6人の観光客が、夜の間に気温が氷点下まで下がったのが原因で死亡する事故もあったことから、グアテマラ政府では秋から冬にかけて登山時の防寒対策を十分に行うよう呼びかけている。

 

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