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熊本で震度6弱「2016年地震とは別の未知の活断層」気象庁

今回の地震の震源(赤い★)は、2016年の熊本地震と直接の関係はないという(気象庁)

 熊本県で3日夜に発生した最大震度6弱の地震について、気象庁は会見で、「2016年の熊本地震とは直接関係はなく、未知の活断層が震源の可能性が高い」という見解を示した。

 

  地震は3日午後6時10分ごろ、熊本県熊本地方を震源としたもので、地震の規模を示すマグニチュード(M)は推定5.1、震源の深さは約10キロ。気象庁は地震波検知から6秒後に、熊本県熊本地方と長崎県島原半島、福岡県筑後地方に「緊急地震速報」を発表した。

2016年熊本地震とは関係がない

 この地震の影響で、熊本県和水(なごみ)町で震度6弱、熊本市北区と玉東(ぎょくとう)町で震度5弱の揺れを観測したほか、九州から中国地方、四国地方の広い範囲で震度4から1の揺れがあった。またこの地震から38分後の午後6時48分にも、同じ震源で推定M3.0、最大震度2の余震が観測されている。

 

  気象庁は午後8時10分に開いた会見で、今回の地震について「2016年4月に起きた熊本地震と震源が離れており、震源近くに既知の活断層はない」として、2016年熊本地震とは直接関係がなく、これまでに知られていない活断層による可能性が高いと発表した。

 

  また今回の地震は、ふたつの岩盤同士が水平にずれ動く「横ずれ断層型」の地震だと明らかにしたうえで、「2016年の熊本地震が今回の地震を誘発したかどうかについてはわからない」と述べた。

 

 揺れが強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている。気象庁は地震発生から今後1週間程度は、最大震度6弱程度の地震に注意するとともに、特に2〜3日程度は強い地震に警戒するよう呼びかけている。

提供:気象庁

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