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「冬物SALE」ニセブランドの詐欺サイトでトラブル急増!国民生活センター

11月から1月は冬物の通販サイトでトラブルが急増する(イメージ画像/AC)

 セーターやブーツなど冬物衣料のセールが真っ盛りだが、ネット通販を利用した結果、「いつまで待っても商品が届かない」「ブランドのニセモノが届いた」などといったトラブルが相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。

 

 毎年11月から1月にかけては、インターネットで海外の通販サイトを利用した消費者のトラブルが急増するシーズンだ。

11〜1月に相談が集中

 国民生活センターによると、2017年4月から2018年3月までの1年間に全国の消費者センターに寄せられた「詐欺や模造品などのトラブル」に関する相談件数は計1075件。そのうち、11月から1月の3カ月間だけで、全体の約4分の1を占めている。

 

 特に近年では、日本人がダウンジャケットやブーツなど冬物衣料を購入する時期に合わせて、海外の悪質サイトに被害をこうむるケースが集中。この場合、賠償請求が難しく、ほとんどは泣き寝入りするしかないという。

冬物セール真っ最中の1月もご用心。 国民生活センター越境消費者センター(CCJ)が受けた詐欺・模倣品トラブルの相談件数

SNSの通販サイトで…

 昨年1月に20代の男性から寄せられた相談は、SNS上の広告で見つけた通販サイトで、「在庫処分80%OFF」という宣伝文句に惹かれて、クレジットカードでダウンジャケットを購入。商品到着予定の1〜2週間を過ぎても連絡が無く、サイト内にも連絡先が見当たらなかった。後日、クレジットカード会社から請求書だけが届いたという。

 

 この他にも、有名ブランドのダウンジャケットを大幅割引して限定300着販売するというSNS上の広告を見て注文した40代の男性は、代金引換で商品を受け取ったが、明らかにニセモノだったので、連絡を取ろうとしたが、電話もメールもつながらなかったとしている。

 

 また、50代の女性は、「有名ブランドの公式サイト」を騙る通販サイトで購入したブーツが、粗悪な模造品だったため、クーリングオフを申し出たが、メールには返事がなく、クレジットカード会社からも「商品が届いているため、返金はできない」と断られたと報告している。

このシーズンは冬物衣料に関する相談が増える(国民生活センター)

悪質サイトを見破るには

 国民生活センターによると、こういった悪質なサイトではかつて日本語の「字体」や「文章表現」がおかしいものが多かったが、最近では正規の通販サイトと見分けがつかないようなものが急増しているという。

 

 また、以前はブランド品を「大幅に割引」すると宣伝するサイトがほとんどだったが、近年では割引率を一定に抑えることで、消費者を信頼させようとしている思惑が見られるという。

 

 さらに、かつては「クレジットカード」や「銀行振込」で支払わせるケースが多かったものの、警察や金融機関による口座凍結の取り組みが進んだ影響で、最近では「代金引換(代引き)」決済させるケースも増えているので、要注意だ。

 

 国民生活センターは「通販会社の住所や連絡先の記載がなかったり、住所を調べると田畑や個人宅になっているといった点や、連絡方法が問い合わせフォームやフリーメール等といった不審な点が少しでもあれば、購入を控えてほしい」として、海外サイトのトラブルについては、越境消費者センター(CCJ)でも受け付けていると注意を呼びかけている。

悪質サイトを見破るためのチェックポイント(国民生活センター)

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