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カムチャツカ・シベルチ山 あいつぐ噴火で雪崩発生!赤いマグマ 衛星からもハッキリ

カムチャツカ半島頭部にそびえるシベルチ山は5日にも噴火した(Y. Demyanchuk/KVERT)

 昨年末から激しい火山活動が続くカムチャツカ半島東部のシベルチ山では5日にも、中規模の爆発的噴火が相次ぎ、噴煙が上空5500メートルに到達した。この影響で小規模な火砕流が発生し、それと同時に雪崩も引き起こしている。

 

 シベルチ山は昨年12月30日、31日と連続して高さ1万メートルを超える噴煙を伴う爆発が発生。年が明けた5日にも中規模の噴火が相次ぎ、大量に火山灰が降った。

 ロシア科学アカデミーのカムチャツカ火山噴火対策チーム(KVERT)によると、5日には噴煙が最大5500メートルまで上がり、噴火の衝撃で火砕流を引き起こし、雪混じりの雪崩も発生。火山灰を含んだ噴煙は、気流に乗って北北西の方角へ115キロ運ばれたという。

 

 欧州の地球観測衛星センチネル-2は5日、火口から押し出される赤いマグマをとらえた観測画像を公開。火口周辺の斜面は、飛散した火山灰で灰褐色に変わっているのがよくわかる。

 

 KVERTは、「爆発的噴火は続いており、いつでも高さ1万〜1万5000メートルの噴煙が上がる可能性がある」として、航空カラーコードを危険度が2番目に高いオレンジ色を維持し、周辺を航行する旅客機に警戒を呼びかけている。

欧州のセンチネル-2が今月5日にとらえたシベルチ山火口。周辺は灰褐色の火山灰で覆われ、火口内の赤いマグマがはっきりとわかる(Sentinel2/Copernicus)

雪崩

火砕流とともに雪崩も発生している(Y.Demyanchuk / KVERT)

火山灰

火山灰で雪も灰褐色に…(KVERT)

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