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ライオン同士の闘い?居眠りのメスに忍び寄るオス「ガブッ!」間男だった!(動画)

荒ぶるメスライオンがオスに猛攻撃(LatestSighting.com)

 相手の虫の居所が悪いことに気づかず、じゃれついて、かえって気まずい関係になることがある。このライオンのオスも、居眠り中のメスを驚かそうと、背後から忍び寄った!

 

 決定的瞬間がとらえられたのは、先月29日、アフリカ中東部に位置するケニアのマサイマラ国立保護区だ。

 

 32歳のサファリガイド、ジョシュア・ルーンクシューさんは、サンドリバー周辺のナイトドライブを満喫した翌朝、ヌーの狩りに成功したライオンの群れを発見。お腹いっぱいになって車道で居眠り中のメスに遭遇した。

抜き足、差し脚、忍び足

 すると、車の右側の茂みのなかから、黒いたてがみが立派なオスライオンが近づいてくるのに気づいた。オスは「抜き足差し脚」と表現するのがふさわしい足取りで、ソロリソロリと接近。車の中から次の展開を、固唾を呑んで見守っていたところ、いきなりメスのお尻に噛み付いた

 

 

2秒で反撃開始!

「何するのさ!いきなり!」とでも言うように、ガバッと立ち上がり、即座に反撃モードに転じた雌ライオン。ブルルル、ウゴゴゴと牙をむき出しながら立ち向かい、その剣幕に押されたオスはタジタジと退いた。

 

 次の瞬間、「なんだ、アンタだったの」と相手に気づいたメスは、きまり悪そうな表情で元いた場所に戻り、再びリラックスした表情を取り戻した。

音もなくソロリソロリと近づき…

笑えないモーニングコールの意図は…

 このワイルドなモーニングコールは見物客を大いに喜ばせたが、ネコ科の野生動物の国際保護団体「パンテラ」の南アフリカ支部長ポール・ファストン(Paul Funston)博士は「確かにおもしろいけれど、笑い事じゃないかもしれない」と指摘。

 

 ご存知のように、ライオンは1頭のオスがリーダーとなり、複数のメスや子供から構成される群れ(プライド)で生活するが、常に他のオスに自分の群れを奪われるリスクを背負っている。新たに群れを乗っ取ったオスは、新リーダーとしての立場を誇示するために、たくさんのメスと交尾しようとするが、妊娠中や子育て中のメスが拒否すると、赤ちゃんを殺されたり、母親を殺す場合がある。

 

 ファストン博士は「かつて自分に求婚するオスを避けて、お気に入りの他のオスのところに逃げていったメスを知っています」と述べたうえで、「こんな風にコソコソするオスを見たことがありません。居眠りから覚めたメスが、相手に気づいて急に態度を変えるようすを見ると、もしかしたらこのオスは、リーダーから隠れて関係を持とうとしている“間男”なんじゃないでしょうか?」とライオン社会の「不倫」に警鐘を鳴らしている。

相手に気づいた途端に落ち着き払うメス

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