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カワイイ?不気味?ピンクに光るムササビ 北米で発見される!

アメリカ北ムササビ(撮影:Allison Kohler)

 米国の五大湖周辺で、夜間にピンク色に光りながら、木の枝を飛びまわる不思議なムササビが見つかった。紫外線を放射するブラックライトをあてることで、蛍光ピンクの光を放つという!

 

 このセクシーなムササビを最初に見つけたのは、五大湖のほとり、ウィスコンシン州のノースランド大学で森林学を教えるジョン・マーティン(Jon Martin)准教授。

 

 自宅の裏庭でブラックライトの懐中電灯を片手にヒカリゴケの調査を行っていたある春の晩、マーティンさんが作った野鳥のエサ台の上に止まっているムササビを発見。懐中電灯の光をあててみたところ、ピンク色に光るのに気づいて仰天したという。

 

 マーティン先生は生物学の知識は乏しかったため、野生生物学部の同僚に相談したところ、さっそく調査チームが結成された。

光るのは1種類だけじゃなかった!

 そのうちの一人、教え子の学生アリソン・コーラー(Allison Kohler)さんらは、ミネソタ科学博物館やシカゴのフィールド自然史博物館を訪れ、収蔵されているムササビ100匹以上の標本をかきあつめたうえ、野生のムササビ5匹を追加調査して、紫外線をあてまくった。

 

 その結果、北米に生息する3種類のムササビすべてがピンク色に光ることが確認された。同じリス科に属するアメリカ赤リスや灰色リスでも試したが、蛍光ピンクはムササビ特有であることがわかった。

 

 ピンクに光る理由はまだ解明されていないが、チームは仲間のムササビに外敵の存在を知らせたりするためのコミュニケーションか、もしくは捕食者の目をくらますための生存本能ではないかと考えて、引き続き研究をすすめている。

下は紫外線を照射したムササビ(撮影:Allison Kohler)

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