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阿蘇山・中岳第一火口「火山性微動続く」熊本県(動画)

きょう17日の阿蘇山(京都大学火山研究センター)

 きのう2年半ぶりに噴火した熊本県の阿蘇山では、17日現在も白い噴煙がさかんに立ち上っており、火山性微動の振幅も変動を繰り返している。火山博物館をはじめとするふもとの観光施設は通常通りの営業を行っている。

 

 気象庁によると、阿蘇山の中岳第一火口では16日午後6時28分から同55分ごろにかけて、ごく小規模の噴火が発生し、灰白色の噴煙が火口上空200メートルまで上昇。その後、噴火は起きていないが、噴煙は現在も続いており、きょうは上空500メートルに到達。

火山ガスは2300トン

 地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動は、今月14日以来、振幅が大きな状態が続いていたが、噴火が発生したきのう午後6時ごろから小さくなったという。

 

 きょう現地調査を行った気象庁によると、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出量は1日あたり2300トンと多く、阿蘇山に特有の孤立型微動や火山性地震もあいついでいることから、火山活動は依然として活発な状態だ。

阿蘇火山博物館提供の火口カメラがとらえた噴火の瞬間

 中岳第一火口から約1キロ範囲では、大きな噴石や火砕流の可能性があるとして立ち入りが禁止されているが、きょうも阿蘇山火山博物館やビジターセンターは通常通り営業している。

 

■国内の火山の現状は、ハザードラボ「火山マップ」でもご確認いただけます。

きょうの阿蘇山。さかんに白い噴煙を吐き出している(気象庁)

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