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エボラ出血熱 流行地コンゴから隣国へ拡大 ウガンダで5歳児の感染確認

エボラ出血熱が大流行しているコンゴ民主共和国と隣国ウガンダの国境検問所で感染の可能性をチェックするユニセフの職員(Matt Taylor/WHO)

 世界保健機関(WHO)は11日、アフリカ中部のウガンダで、最初のエボラ出血熱の患者を確認したと発表した。隣国のコンゴ民主共和国(DRC)では昨年8月以降、1390人が死亡しているが、国境を超えて感染が確認されたのは、今回が初めて。

 

 ウガンダ保健省によると、患者第1号は5歳の幼児。今月9日、患者と共にウガンダ西部のブウェラにあるムポンドウェ国境検問所から入国。翌10日に体調不良を訴えて、国境から17キロほど離れたカガンド病院で検査したところ、ウイルスの陽性反応を確認。現在は、専門の医療機関で厳重な警戒監視のもと、治療を受けている。

コンゴでは過去にも流行が…

 ウガンダでは、コンゴで感染が広まり始めた2018年8月以来、165カ所の医療機関で4700人の医療従事者が予防接種を受けており、この間、病気に関する治療トレーニングを繰り返してきた。

 

 一方、コンゴでは昨年8月1日に北キブ州で患者が見つかって以来、これまでに2071人の感染が報告されており、このうち1390人が死亡している。

 

 WHOによると、エボラウイルスは1976年、病名の由来となったコンゴのエボラ川で初めて発見され、今までに10回の流行を繰り返しているが、今回の流行は、過去の患者数を上回っている。

コンゴ民主共和国の流行地北キブ州(オレンジ)とウガンダとの国境検問所(★)の位置関係(CDCの地図に加筆)

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