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岡山市で腸管出血性大腸菌O-26「ベロ毒素確認」50代女性 感染源わからず

写真はO-157(CDC)

 岡山市で今月6日、体調不良を訴えて医療機関を受診した50代の女性から、腸管出血性大腸菌O-26によるベロ毒素が確認されたと、市保健所が発表した。感染源は特定されていない。

 

 保健所によると、腸管出血性大腸菌に感染したのは、岡山市南区に住む50代の無職の女性で、今月4日、腹痛と軟便を発症。改善しないため、2日後に市内のクリニックを受診したが、その後も改善しないため、病院に転院して検査を受けた結果、O-26によるベロ毒素が産生していることが明らかになった。

 

 現在までに軽症化に向かっているが、感染源はわかっておらず、保健所は、同時多発的な集団感染ではなく散発的なものだと考えているという。

 

 腸管出血性大腸菌というと、O-157が代表的だが、ほかにもO-26やO-111などが知られており、いずれも毒性の強い「ベロ毒素」によって、腹痛や水様性の下痢を引き起こし、深刻な場合は血便や溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症することがある。

 

 わずか50個程度の病原菌で発症すると考えられていることから、二次感染が起きやすく、患者の便で汚れたおむつや下着に触れたり、洗濯することによって、家族間で感染が拡大するおそれもあるため、入浴の際は、患者はできるだけ湯船に浸からず、シャワーやかけ湯で済ませるなどの対策が必要だ。

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