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台風のたまご?フィリピン東方沖に熱帯低気圧発生

フィリピンの東の海上に熱帯低気圧(気象衛星ひまわり/気象庁)

 20日現在、フィリピンのはるか東の海上に熱帯低気圧が発生した。

 

 ハワイの米海軍合同台風警報センター(JTWC)などによると、熱帯低気圧の現在の中心気圧は1006ヘクトパスカルで、ほぼ停滞している。熱帯低気圧が位置する海域の海面水温は30〜32℃と推計されており、今後発達する可能性があるという。 

今季はどうなる?

 民間の気象会社ウェザーニューズによると、今年はエルニーニョ現象の影響で、熱帯の対流活動が活発なエリアがフィリピンの東の海上より南寄りに、秋以降は南東にずれる傾向がある。

 

 台風は、対流活動の活発なエリアで発生した積乱雲が集まってできることから、台風が発生するのは、夏の間は平年に比べて南寄り、秋には南東寄りに代わる予想だ。また海面水温が高い海域を通ることから、秋の台風は長寿になる見通しで、進路予測が難しくなるという。

月別の台風発生・接近・上陸数(1981年から2000年までの30年間分の観測データから割り出した平均値/気象庁)

 今年は2月に、中心気圧が915ヘクトパスカルの2号が発生しているが、ウェザーニューズによると、今季の台風発生数は、平年並みの27個前後の予想だ。

 

 ただエルニーニョ現象やインド洋全体の海面水温の影響次第で、台風の数は平年よりやや少なくなる可能性がある。7月以降、本格的な台風シーズンを迎えるが、本州付近へ接近・上陸の危険性が高まるのは9月ごろがピークだという。

台風の月別経路(気象庁)

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