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シャンシャン「注射もこわくない!」訓練の成果披露 パパは体調不良(動画)

初夏の日差しを浴びるシャンシャン(提供:上野動物園)

 上野動物園の人気パンダ・シャンシャンは、中国への帰国延長が決まって、大喜びするファンの気持ちを知ってか知らずか、ますます元気いっぱい。2月から始めたトレーニングの成果もあって、最近では自分から腕を差し出して採血を受けるのも上手になってきた。一方、お父さんのリーリーは21日、体調不良で観覧が中止された。

 

 シャンシャンの体重は15日現在で60.6キロ。10日前の計測から1キロほどスリム(?)になったものの、1日の半分を休息し、残りの時間はおとなのパンダと同じように、ササやタケなどを食べて過ごしている。

 

 今年2月4日から始めたハズバンダリートレーニングも4カ月目に入り、順調に進んでいる。この訓練は動物に自発的な行動をとってもらうのが目的で、たとえば飼育室の掃除をするために動物を追い出したり、抱っこして体重計に載せるのではなく、動物自身が行動するように、褒めたり、ご褒美を与えながら教え込む訓練だ。

 

 

 日本では、水族館のイルカやアシカのショーで日常的に高度なトレーニングを行ってきたが、動物園の野生動物に対しては、不自然なものだとみなされ、長年敬遠されてきた過去があるが、ここ十年来で状況はかなり変わってきている。

 

 2011年2月にやってきたシャンシャンの両親も、中国で部屋への移動や体重測定、採血するために腕をさしだしてジッとするトレーニングを受けてきた。

 

 上野動物園が公開した動画を見ると、飼育員がケージの外から差し出した棒の先に鼻を押し付けるシャンシャン。小窓を指し示すとスッと左の腕を差し出し、練習用の注射器を押し当てて消毒までの一連の動作が終わっても、しばらくおとなしく待っていた。

 

 一方、シャンシャンのお父さんのリーリーは21日、食べたものを吐き出すようすがみられた。現在、観覧を中止している。

 

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