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「惑星間空間衝撃波」到来!太陽風が秒速600kmに 磁気嵐発生か?

10日現在の太陽コロナのようす(NASA/SDO)

 情報通信研究機構(NICT)宇宙天気予報センターによると、日本時間9日午前3時ごろ、太陽風が突然変化する「惑星間空間衝撃波」が到来した。フレアなどの前触れもなく発生しており、磁気嵐が起こる可能性があるという。

 

 太陽のまわりを取り囲む大気は「太陽コロナ」と呼ばれ、100万℃以上の高温のガス層となっている。太陽風は、太陽から惑星間空間に噴き出すコロナのことで、その速さは超音速まで加速される。

 

太陽風が高速化

 NICTによると、太陽風は衝撃波が起こる前は、秒速300km前後の低速状態を維持していたが、9日未明以後、急速に加速し、10日現在は600kmに達した。

 

 秒速700kmの高速太陽風になると、約2日で太陽から地球へ到達すると考えられており、太陽の磁場の方向によっては、地球の磁場が乱れて磁気嵐が起こる可能性があるという。

 

 

 通常、磁気嵐が起こるのは、太陽の黒点周辺で爆発が起こる太陽フレアや、フレアに伴って大量のプラズマが噴出するコロナ質量放出現象が原因とされるが、今回はそれらの前触れがなく、突然衝撃波が到来した。

太陽風が加速している(NICT)

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