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超大型台風10号 種子島に向けて北上中 1000ミリ超の大雨のおそれ

北上中の台風10号(気象衛星ひまわり)

 超大型の台風10号は、鹿児島県・種子島に向かって時速20キロの速度で近づいている。風速15メートル以上の強風域が非常に大きいため、西日本から東日本の太平洋側の海上は、波が高く大しけが続いていて、海のレジャーは控えてほしい。

 

 13日午前9時現在の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径330キロ範囲では風速25メートル以上の暴風が吹いている。

15日四国へ

 

 現在は種子島の南東550キロ付近を時速20キロで北西に向かっており、次第に発達を続けながら今夜9時には、強い台風になる見通しだ。

 

 48時間後の15日朝には、愛媛県西部の宇和島にかなり接近し、暴風域を伴ったまま、上陸する可能性が高い。

台風の暴風域に入る確率(気象庁)

超大型台風とは

 気象庁は台風の勢力を、▽風速15メートル以上の強風が吹く範囲と、▽最大風速で階級分けしていて、強風域が中心から半径500キロ以上は「大型(大きい)」、半径800キロ以上になると、「超大型(非常に大きい)」と区別している。現在は、中心から南側1100キロ、北側650キロに強風域が広がる超大型だ。

 

 また、最大風速が10分間平均で33メートル以上は「強い台風」、44メートル以上を「非常に強い台風」、54メートル以上になると「猛烈な台風」と区別しており、今夜にも強い台風になる見通しだ。

強風域の広さによって「大型」「超大型」と区別する (気象庁)

降り始めからの雨量1000ミリ超のおそれ

 台風の影響で、小笠原諸島や南西諸島では風が強く吹き、海はうねりを伴って大しけが続いており、西日本から東日本の太平洋側でも14日〜15日にかけて非常に強い風が吹き、猛烈な風が吹くところがある。

 

 14日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、▽九州南部で30メートル(45メートル)、▽四国・九州北部・奄美地方25メートル(35メートル)、▽沖縄地方23メートル(35メートル)、▽近畿・中国地方20メートル、▽東海地方18メートル(25メートル)。

 

 さらにきょう(13日)は、東日本と西日本の太平洋側で雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みだ。あす朝までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで、▽東海地方300ミリ、▽近畿地方200ミリ、▽九州南部150ミリ、▽四国・九州北部・沖縄地方100ミリ。

 

 その後もさらに雨量が増えて、四国から近畿、九州、東海地方では、300ミリから600ミリの猛烈な大雨となり、降り始めからの総降水量は多いところで1000ミリを超えるところもあることから、帰省先や旅行先の場合、もしもの場合に備えて避難経路や避難場所を確認しておいてほしい。

 

■ハザードラボ「台風マップ」も合わせてご活用ください。

気象衛星ひまわりの観測画像(気象庁)

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