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3つの小惑星 あいついで最接近!最大はジャンボジェット並み「アポロ群か?」

昨夜からけさにかけて、地球に3つの小惑星が接近した(ESA)

 9日から10日にかけて、大きさが異なる3つの小惑星があいついで地球に最接近した!このうち、きょう(10日)昼前に接近したものは、ジャンボジェット機の主翼の長さよりも大きいという。

 

 米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)で、地球に接近する軌道をたどる天体(地球近傍小惑星=NEO)を監視しているチームによると、最初の小惑星「2019 QZ23」は、日本時間9日午後7時49分、地球から370万1491キロ先を時速2万6876キロで通過。小惑星の直径は、推計67メートルで、ボーイング747機の主翼の長さを上回るという。

潜在的な脅威となる地球近傍小惑星

 次にやってきた小惑星「2019 RG2」は日本時間10日午前4時13分、地球から約52万キロ先を時速8万467キロで通過。これは、地球から月までの距離(38万4400キロ)よりはるかに遠く、小惑星の大きさは20メートルだと推計される。 

 

 そして、これを追いかけるようにやってきたのは、3つ目の小惑星「2019 QY4」で、きょう(10日)午前10時10分、地球から約96万キロ先を時速2万8000キロで駆け抜けた。直径16メートルと、最小だ。

地球のまわりには、潜在的に脅威とされる地球近傍小惑星が1万8000以上存在する(NASA)

アポロ小惑星群とは

 これらは米国東部時間に換算すると、すべて9月9日の間にやってきたもので、すべて「アポロ小惑星群」だと考えられている。

 

 NASAや日本天文学会によると、アポロ群に属する小惑星は、太陽から地球までの平均距離の2.5倍の場所が起源だが、楕円形の軌道を持っているので、地球の軌道と交差して最接近することもあるため、潜在的な危険がある小惑星だ。

 

 小惑星探査機はやぶさが2005年に探査した「イトカワ」も、アポロ群に属する小惑星のひとつだし、2013年にロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石も、アポロ群の小惑星だと考えられている。

地球近傍小惑星の代表的な4つのグループ(アポロ、アモール、アテン、アティラ)の軌道(国立天文台/ESA)

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