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北アルプス焼岳で火山性地震あいつぐ「空気振動も発生」

けさの焼岳のようす(気象庁火山監視カメラより)

 長野と岐阜の県境に位置する焼岳(やけだけ)では、昨夜からけさにかけて空振(空気振動)を伴う火山性地震があいついでおり、気象庁が動向を注視している。

 

 気象庁によると、16日午後10時24分、焼岳山頂から南東へ1キロほど下った観測地点で、振幅が毎秒76μメートルの空振を伴う火山性地震を観測。その後も17日午前9時までに3回の火山性地震が発生している。

 焼岳では今年7月27日以降、空振を伴う火山性地震がしばしば発生していて、このうち最大規模は、振幅が毎秒113μメートルだった。

 

 今のところ、山頂付近の噴気活動や地殻変動に特異な変化は確認されていないが、これらの活動は微小な地震活動が継続するなかで起きているため、今後、火山活動が急変する可能性もあるとして、登山の際には、ヘルメットを着用するなどの安全対策に努めてほしい。

 

 焼岳では2017年8月10日も空振を伴う低周波地震が発生しており、このときは黒谷火口から弱い白い噴気が上昇した。気象庁は噴火警戒レベル1を発令して、活火山であることに留意するよう呼びかけている。

先月6日に上空から見た黒谷火口のようす(気象庁)

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