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11月11日「水星と太陽と地球が一直線になる!」次は2032年(動画)

前回2016年に起きた水星の太陽面通過。水星の動きをつなげて合成した写真(NASA)

 令和元(1)年11月11日は、「1」が5つ並ぶゾロ目の日だが、この日は太陽に対して水星と地球が一直線に並ぶ天文学的にも珍しい日だ。

 

 水星は金星と並んで「内惑星」、太陽系で地球よりも内側を回る惑星だ。内惑星が地球から見て太陽と同じ方向にあるときを天文用語で「合(ごう)」というが、地球と太陽の間に来ることを「内合」と呼ぶ。

水星の太陽面通過

 しかし、水星の軌道面は地球の軌道面(黄道)に対して7度傾いているため、内合のときに太陽面を通過していくのが見られるのは、100年に13回の割合。これが金星になると122年に1回となるから、実に稀少なイベントになる。

 

 それに比べれば、水星の太陽面通過は比較的ひんぱんに起こっているわけだが、地球上のどこに住んでいても同じ日時や条件で見られるわけではないのが厄介だ。

日本の太陽観測衛星「ひので」が2006年に可視光・磁場望遠鏡で撮影した画像(国立天文台)

日本では夜だが…

 21世紀以降、水星の太陽面通過は2006年11月9日、2016年5月9日に起こっているが、日本では2006年は黒い点となった水星が太陽の前面を通過していくようすを観測できたが、2016年の場合は夜だったため見られなかった。

 

 今回も午後9時半過ぎに始まるため、国内では見られないが、米国など太陽が昇っている場所ではチャンスがあるので、インターネット中継などを利用してほしい。

 

 国立天文台によると日本で次に水星の太陽面通過が見られるのは26年後の2032年11月13日というから、やっぱり稀少なイベントだと言えよう。ここでは、国立天文台の岡山天体物理観測所が2006年に撮影した動画をご紹介するので、気分を味わって!!

 

 

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