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ゆるキャラみたい!山形大がナスカの地上絵 新たに143点発見

IBMのAI技術を活用して見つかった新しいナスカの地上絵(山形大学)

 2004年以来、南米ペルーで「ナスカの地上絵」の調査を続けている山形大学のグループがこのたび、新たに143点もの地上絵を発見したことを明らかにした。このうち1点はAI技術を活用して発見したヒト型の絵で、頭の飾りや手元の杖が、現代のゆるキャラそっくりだ。

山形大が続々新発見

 1994年にユネスコの世界文化遺産に登録された当時、ナスカの地上絵は、最も有名なハチドリやサルなど30点程度にとどまっていた。山形大の坂井正人教授らのグループは、2010年から調査に人工衛星画像の分析を導入し、5年間で新たに40点を発見している。

 

 15日に行われた最新の報告によると、2016年から2018年にかけて、ナスカ台地周辺で行った現地調査や、3次元画像データ解析の結果、紀元前100年から西暦100年ごろに作られたとみられる新たな地上絵142点を発見。

新発見された地上絵の一部。B:古代の装束をまとったヒト、C:ふたつの頭をもった蛇に襲われているようにみえるヒト(山形大)

全長100m以上の巨大な鳥

 

 それらの中には全長100メートル以上の幾何学的な鳥の絵(A)や、古代の装束をまとったヒトの姿(B)をはじめ、ふたつの頭を持つ蛇に襲われているように見える人間(C)やネコ(D)などの生き生きした姿が描かれているという。

 

 また日本IBMと学術協定を結んだ結果、高解像度の空撮写真を高速に処理できる人工知能(AI)技術を使って、杖を持つヒトの絵も発見。今後は、AI技術を駆使して、地上絵の分布図を作成し、全体像の把握を目指すとしている。

上の鳥は全長100メートル以上だという(山形大)

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