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台風28号 フィリピン直撃寸前に「カテゴリー1から4へ」数千人に避難勧告

米国海洋大気庁(NOAA)の地球観測衛星がとらえたフィリピン上陸直前の台風28号(NOAA/NASA)

 

 強い台風28号はフィリピン中部を直撃し、広い範囲に激しい雨をもたらしたあとも、勢力を維持しており、低地ではこれまでに数千人に避難勧告が出されている。

 

 気象庁によると3日午前9時現在、台風28号はルソン島とミンダナオ島にはさまれたフィリピン中部の諸島を通過している。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルだ。

カテゴリー1から4へ急成長

 フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)によると、台風は広い範囲を強風域に巻き込みながら、各地で断続的に激しい雨を降らせていて、この雨はあす(4日)の朝まで続く見込みだ。

 

 この季節外れの強い台風の動向は、各国が注目していて、米海洋大気庁(NOAA)の地球観測衛星スオミNPPが、上陸寸前の撮影に成功。

 

 米航空宇宙局(NASA)によると、台風28号は上陸する前の1日から2日にかけての24時間で、カテゴリー1から4の勢力に急激に発達し、上陸した2日にはカテゴリー3の強さを維持していたという。

 

 このため、フィリピン中部の島々では低地や土砂崩れの危険性が高い場所を中心に数千人に避難勧告が出されているという。

台風28号の進路予測(気象庁)

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