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アラスカ・シシャルディン山が爆発!噴煙7600m上昇 航空コード「赤」発令中

およそ100キロ先のコールド・ベイの港町から見たシシャルディン山(Aaron Merculief/AVO)

 日本時間7日午後11時ごろ、米アラスカ州アリューシャン列島のシシャルディン山が噴火し、噴煙の高さが7600メートルを超えた。米国立気象局アンカレッジ支部は、航空カラーコードを危険度が最も高い「赤」に引き上げ、付近上空を航行する航空便に火山灰への警戒を呼びかけている。

溶岩流も下り落ちる

 シシャルディン山はアラスカ半島西端沖に浮かぶウニマク島の火山で、標高は2857メートル、地球上にある火山のなかでも最も円錐形に近く、その氷河に覆われた姿から「世界一美しい」と言われている。

欧州の地球観測衛星がとらえた噴煙(@CopernicusEU)

 米地質調査所(USGS)アラスカ火山観測所(AVO)によると、噴火が始まったのは現地時間7日午前5時ごろ、火山性地震が急激に増加し、その直後に海抜5800メートル近い高さまで噴煙が上昇。この噴火によって地震活動が一時的に減少したが、その後、再び増加し、日本時間8日現在も噴火が続行中だ。

 

 地球観測衛星の観測データによると、噴煙の高さは最高で7600メートルを超えており、地表温度が大幅に上昇し、火山灰の含有量が増えているように見えることから、航空カラーコードを最高位に引き上げた。火山灰を含む噴煙が、火山の南東方向に130キロ以上たなびいているのがわかる。

たなびく噴煙をとらえた衛星画像(AVO)

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