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全国のインフル患者「正月休み中に半減の怪」暖冬が原因か?

国立感染症研究所が作成している流行レベルマップ

 年末年始の休み中に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者の数は、約45万7000人と前週に比べて半分近く減少したことが国立感染症研究所の最新報告で明らかになった。正月休み中とはいえ、過去3年間の同時期に比べると、今までにみられない動きだ。

 

 感染研が15日に発表した最新報告によると、昨年12月30日から今月5日までの1週間に全国5000カ所の定点医療機関を受診した患者数は6万4553人。これを1カ所あたりの患者数に換算すると、前週(23.24人)から10人近く減って13.93人になる。

 

 定点医療機関からの報告を元に、全国の患者数を推計すると約45万7000人となり、前週の推計値87万7000人よりも減少した。とはいえ、保健所地域あたりの患者数が警報レベルを超えているのは、40都道府県と依然として多い。

 

 都道府県別に見ると、定点医療機関あたりの患者数が最も多いのは▽秋田県で45.20人、次いで▽岐阜県(40.78人)、▽鳥取県(26.31人)、▽茨城県(24.98人)、▽滋賀県(24.65人)と続き、41都道府県で前週より減少していた。

 

 年末年始は多くの医療機関でも休日体制に入るため、受診しにくいという点も考慮しなければならないが、過去の流行シーズンを振り返っても、年末年始にこれだけ患者数が減少することはなく、暖冬などさまざまな原因が考えられる。

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