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新型コロナ「致死率2%」8割は治る WHOが分析「SARSやMERSより弱い」

ミャンマーのヤンゴンにあるホテルでは、入り口に赤外線センサーが備えられ、来館者の体温測定ができる(UN News/Jing Zhang)

 国内各地で感染があいつぐ新型コロナウイルスについて、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は17日、4万4000人以上の患者のデータを分析した結果、「致死率は2%で、同じコロナウイルスのSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)に比べて、致命的なウイルスではないとみられる」という見解を示した。

 

 17日現在、中国の感染者の数は前日より1886人増えて7万2436人、死亡したのは1868人、退院したのは1万2552人になった。1日あたり数千から万単位で患者数が増えていた時期に比べると、ペースが鈍化したようだ。

 

 WHOのアダノム事務局長は17日、中国が提供した約4万4000人分の症例データを分析した結果を発表した。それによると、患者の8割以上は症状が軽く、回復している一方、14%の患者が肺炎や呼吸困難などの重症化をもたらすとしている。

 

 さらに約5%で、呼吸不全や敗血症が急速に進んで敗血症ショックを起こしたり、多臓器不全に陥るとしている。約4万4000人分の症例のうち、死亡したのは2%で、患者が高年齢化するほど、死亡するリスクが高くなるという。

 

 また、子供は新型コロナウイルスにかかりにくい傾向があるが、この理由については慎重な調査が必要だとしている。

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